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障害者ヒトラーを障害者であるが故に愛すること

  • 執筆者の写真: 恵琳
    恵琳
  • 2022年9月12日
  • 読了時間: 2分

ネットを見ていると、ナチスやヒトラーに対する、心の根本からの、鮮烈・純粋な、怒り・憎しみに触れるときがあります。

そんなとき私は、「オオゥ……」と恐怖を感じ、「自分もこんな感じで彼らを憎まねばならないのか……己の顔が怒りでぐしゃぐしゃになるほど、半狂乱になるほど怒らねばならないのか……」と焦り、不安を感じ、自己否定に陥ります。

しかし私の心の根本にヒトラーへの鮮烈な燃えたぎる憎しみはありません。それはナチの直接の被害者でないからと、ヒトラーという人類の敵を愛してしまったからです。


本や映画などでナチスやヒトラーの暗黒面を知って、「ユダヤ人を人間扱いしないナチスは死ねえ!」と彼らを一時的に嫌いになったとしても、しばらく経つとまたヒトラーへの恋愛感情が蘇ります。

私は彼が病んでいるから好きなのです。私と同じ発達障害で、統合失調症だから好きなのです。


なお、私は統合失調症の診断名はもらっていませんが、自身の絶え間ない妄想(自分が傷つけた被害者の幻にボカスカ殺られて、実際に大声を出して半狂乱になるなど)や、たまに聞こえる「死ね、死ね」という幻聴を根拠に、そうではないかと疑った時期があります。


ヒトラーはナチ党が分裂しそうになったときに「分裂するんやったらあと3分でピストル自殺したるからな!!」と半狂乱になりました。

また、「お前はドイツを救うのだ」という幻聴も聞いていたそうです。

そして、人と話すときも一方的に自分の言いたいことをまくし立てるだけで、相手の立場など考慮しませんでした。

私も自分のしたい話を一方的にして相手から嫌がられたことが何回も何回もあります。

そういう障害者としてのヒトラーが好きですし、魅力を感じます。

(私の精神障害者や発達障害者に対する感情は比較的マシで、時に好意的ですらあるのですが、知的障害者、身体障害者、重度障害者への違和感、恐怖、見下しの気持ちを持ってしまっている私が「障害者としてのヒトラーが好き」と書くなんてキモいにもほどがあります……まあ同じ障害を持つ者として好きなのです、彼が)

ヒトラーが毎日どんな生き心地を味わっていたのか本当に興味があります。


しかし安倍晋三に対しては、情など湧きません。私は安倍の直接の被害者だからです。消費税増税や戦争法可決、軍事費増額、カルト宗教との蜜月など、彼の罪には枚挙に暇がありません。

とにかく、情緒不安定な頭の悪い差別主義者に、国のトップは任せられません。


しかしそれでも、私は精神障害者ヒトラーを、精神障害者であるがゆえに愛しているのです。私も自分に対してそんな愛の注ぎ方ができたらいいなあと思います。

 
 
 

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