私は元彼のパシリだった
- 恵琳
- 2022年9月11日
- 読了時間: 1分
題名の通りである。私は元彼のパシリだった。
元彼にはかつて、個人的に思想信条の合わなかったFB友達Tさんがいて、元彼はTさんとFB友達でいながら一時的に関わらないようにしていた。
だから元彼がTさんに言いたいことがあったら、「おい恵琳、Tにメッセージ送ってくれるか。こんな内容や――」と口述しだして、私はその筆記者、伝令、いやパシリにならねばならなくなった。
そうやって送ったメッセージは必ずTさんの怒りを買った。私は本当は元彼のパシリをするなど真っ平御免だったが、元彼があまりにも早口でキツくまくし立てるので、どうしても抵抗する強さが持てず、折れてしまったのだった。
抵抗できなかった自分自身も本当に情けないし、また同時に元彼の人遣いの荒さに腹が立つ。Tさんには申し訳ない気持ちでいっぱいである。
元彼よ。Tさんに言いたいことがあったら自分で言え。私を利用するな。私はお前のパシリではない!
まあもしかしたら元彼も、ネット上ではTさんと友達でも、現実世界ではTさんをブロックしていたのかもしれない。だから私を伝令として使ったのかもしれない。
しかしTさんはそんな私達カップルを見てどう思っていただろうか。元彼と別れて本当に良かった。
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