私のアニミズム
- 恵琳
- 2022年2月26日
- 読了時間: 1分
あるアイヌの人の文章にこんなことが書いてあった。 「排水口にはカムイがいるから熱湯を直接流してはならない。冷たい水を流しながら熱湯を流さねばならない。けど正直僕には排水口にカムイがいるなんて実感が湧かない」 私はこの部分を読んで、「私はアイヌやないけど排水口にカムイがいると聞いたら『へえ、そうなんや』と実感できる。この人とは感覚がちゃうなあ」と思った。 また、私が太陽を見ているとき、もし隣の人が「神様が私達を見てらっしゃる」と呟いたら、太陽を神様として見られる。これがアニミズム(生物・無生物問わず、すべてのものに魂が宿っているという考え方)なのだろうか。 また、本などの物体にも意思や感情があると思うし、「読んでね」と言ってくる本もあるし「読むな!」とこちらを拒絶してくる本もある。また、パッと見た本の表紙に「あした死ぬかもよ?」という言葉が書いてあったら、本かあるいは神様からのメッセージだと思う。
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