発達障害の私が叫ぶ理由
- 恵琳
- 2022年2月12日
- 読了時間: 2分
私は高機能広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)です。自分の不快な気持ちや強い怒りを言葉で表現するのを「この人の前だから」「相手を傷つけたくないから」と我慢したとき、叫んだり唸ったりハアハアと荒い息をついたりしてしまいます。
言いたいことや表現したい気持ちがあるのに人から「黙れ」と言われたときもそうなります。強烈な気持ちを封じ込めた場合そうなるようです。
痛かったときやびっくりしたとき、私は人より大きな声を出しがちです。そういうときに「うるさい」だの「おっきい声出さない!」と言われるとさらに叫びたくなります。まるで地獄のようです。
うちの母は私が悩み相談しているときに突然まったく関係ない話を振ってきました。彼女いわく「暗い雰囲気を変えたかったから」とのことですが、個人的にはこう思います。母は非常に繊細な人だったから私の悩みを聴いていられなかったのではないか、と。
人の悩みには真剣に向き合うのが理想ですが、一方的に母を責めることもできません。
私の周りの方には非常に精神的強さが要求されると思うと、なんだか辛くて申し訳ない気持ちです。でも障害者の周りの人というのはみんなそういうものなんだから、そんなに申し訳なく思ったり自分を責めたりしなくていいのかもしれないとも思います。
もし私や私のような人が叫んでいたら、「うるさい」とは言わずに放っておいていただきたいです。それか可能であれば「大丈夫ですか?」と一声かけていただきたいです。どうか温かく見守ってください。
門田や。それが私はできてない。あなたをサンドバックよろしく叩いたりする。これは暴力や、改善する。申しわけない。