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映画『REVOLUTION+1』感想

  • 執筆者の写真: 恵琳
    恵琳
  • 2023年1月16日
  • 読了時間: 3分

更新日:2023年1月27日

今日は第七藝術劇場へ『REVOLUTION+1』という映画を観に行った。安倍晋三を暗殺した英雄・山上徹也さんがモデルの青年が登場する映画だ。

客席にはあまり人がおらず、私の見た限りでは中高年男性ばかりだった。私のように若い女性は見当たらなかった。平日だからかもしれないが、山上さんに共感する若い人が少ないのだろうか。残念だ。

映画は山上さんがモデルの男性・川上さんの苦難の半生を、安倍暗殺と投獄まで描いている。

統一教会というカルトが一家を地獄に引き込んでいく様子が痛ましいほど描かれており、宗教もまた、克服されるべき何かなのだと感じた。

映画を観ていると、統一教会の暴虐の原因が日本による朝鮮支配や性奴隷問題、強制連行問題にまで及んでいることが分かってきた。要するに、日本政府が過去の罪をきちんと謝罪・賠償・清算していないから、恨を溜め込んだ朝鮮人が日本に復讐するために、カルト教団を作って憎き日本人から金を巻き上げてきたのだ。山上さんの苦労の遠因は、私たち日本人の過去の罪にあるのだ。だから朝鮮の人たちに非常に申し訳なく思った。

私も朝鮮の歴史や日本の過去の罪をちゃんと学ばないといけない。毎日なかなか時間が取れないけれど、少しずつでいいから学ぶ必要がある。

それにしても川上(山上)さんの母親がカルトにのめり込み、家族の食事が粗末なことを川上(山上)さんの妹に指摘されたときの反応に既視感を覚えた。「世の中にはもっと貧しい人がいるのよ」と川上(山上)さんの母親は言ったが、うちの母も私が「今月電気代1万円超えた!」と訴えたら、「雪国はもっと大変よ。その人たちよりはマシやないの」と返してきた。私は本当に腹が立った。私と雪国の人たちはたしかに電気代の額が違うが、不幸なのは一緒だ。苦しいことがあるたびに「私の不幸は彼らよりマシ」と思って溜飲を下げ続けていたら、政府はもっともっと調子に乗って、私達を痛めつけてくる。だからしんどいときはしんどいと言っていかないといけないのだ。

話が逸れたが、とにかく『REVOLUTION+1』は素晴らしい映画だった。安倍暗殺から間もないのに、この映画が世に出たのは凄いことだ。

山上さんの裁判を傍聴したり、山上さんの減刑を求めるデモや集会がしたいが、平日日中は仕事に忙しく、裁判やデモ、集会にDV元彼が来るかもしれないので、元彼さえいなければ、と思うこの頃である。

映画を観ていると川上(山上)さんが可哀想で可哀想で、もっと応援したくなった。なのに元彼が邪魔で存分に応援できない。元彼を殺したく思ったが、実際に行動に移すわけにもいかない。せめてしがない一市民として、山上さんのフェイスブックグループを運営するしかないのである。

私は山上さんと違って、しがない星にしかなれそうにないが、それでも精一杯生きるのみだ。

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