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愛と「世間」

  • 執筆者の写真: 恵琳
    恵琳
  • 2021年10月28日
  • 読了時間: 4分

更新日:2021年11月2日

 私は「ヒトラーが好きだ」と何度も書いてきたが、同時にあるユダヤ人男性の事も好きだ。その男性は非常に美しい顔をしていて、とても優しい性格だ。しかも低音イケボである。もし目の前にヒトラーとその男性がいたとしたら、その男性には喜んで抱きつきに行くだろうが、ヒトラーには決してそうしないだろう。それほど美しいのである(だからと言ってヒトラーが全く好きではないというわけではない。私は彼の目や、子供のような寝顔や笑顔が好きだ)。

 しかしユダヤ人に対する差別心のせいで、その男性に対する差別語が脳内に浮かんだりしてしまう。こんなことを書いたらどうなるか分からない。死ねと言われても不思議ではない。


 ところで、りょうたーというツイッタラーがこんなことをつぶやいていた。

「芸術としてのどっちも好きは趣味の良し悪しの問題であって悪趣味もまた各人の自由でしょう。 一方で、あなたがアンネフランクもヒトラーも両方好きと言い平和も戦争も大好きと言うなら相応の批判を浴びるでしょうし、人道に対する罪を問われる可能性もあるでしょう」

 このツイートはツリーの最下部にあったので、ツリーを上からすべて表示しておく。


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 この続きがこちら。

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 私はこのツイートにぐさりとやられた。うわあ、やっぱりヒトラーとユダヤ人を両方愛することは悪なんだ、罪なんだ、死にたい、と思った。

 でもそれをツレに相談したら、こう言われた。

「このりょうたーという人は考えが浅い。恵琳みたいな人は珍しいから、周りの人から理解されづらいんや。せやからこそ自分のことを発信せなあかん」

 私はツレの言葉に非常に励まされた。

 ちなみに私はアンネ・フランクの事も哲学者として尊敬している。彼女の日記や童話、エッセイを読むと、彼女が「本当の自由とは自分以外の人間が全員いなくなった状態だ」「この世界全体が神である」という哲学思想や、「金持ちの金を貧乏人に配り、富の再分配を進めるべきだ」という共産主義思想を知っていたことが分かる。私にユダヤ人への差別心さえなければなんの文句もないのに。


 ツレに励まされたにもかかわらず、私は未だに次のようなどぎつい言葉を脳内で呟いて苦しみ悶えるときがある。

「私の言葉は迷惑だからベルガモ自体やめた方がいいのではないか?」

「キモい、黙れ、と言われて殺されるかもしれない」

「お前(恵琳)のような性的嗜好を持った人間にヒトラー・ナチズム・ショア研究をする資格などない。ヒトラー研究者たるものヒトラーを嫌いでなければならない。

 ヒトラー好きは即ネオナチ認定されて社会から排除されて終わりだ。彼の思想に賛成してようが反対してようが関係ない。『ヒトラーが好き』と発言すること自体がナチ被害者への加害でありヘイトスピーチである。

 お前の好きなユダヤ人男性の為に黙れ。ネットの世界から消えろ。苦しいだろうが被害者のためだ。被害者が一番大切だ。加害者への同情なんて二の次でいいし、しなくてもいい。いやむしろ加害者への同情は加害の側を利することになるからアホのすることだ。ストックホルム症候群かよ。病院行け。やっぱ犯罪性愛よくないわ」

 このような言葉はおそらく、私の本体から出た言葉でなく、私を洗脳した世間の言葉だ。世間こそ私の敵なのだ。私をいじめる世間などというものに適応してしまったら負けだ。


「世間」と闘おう。理解者を増やそう。「世間」というのは私にとって、いじめっ子、馬鹿共、差別主義者の集まりだ。そういう奴らの作った価値観というかしがらみも「世間」だ。少なくとも私の中ではそういう響きを帯びている。一人でも多くの人が、「世間」という地獄から離れてほしい。

 偉そうなことを言って済まない。私も「世間」に洗脳され、屈服させられ、服従させられている弱い人間だというのに。

 だから、私はこう言う。

 皆で「世間」と闘おう。理解者を増やそう。不安になっても、泣いてもいいから。

 誰を愛してもいい。犯罪者を愛しても、犯罪者と犯罪被害者両方を愛してもいい。犯罪に賛成したり加担したりしなければそれでいい。愛は罪ではない!

 
 
 

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