差別主義者への報復について
- 恵琳
- 2023年2月3日
- 読了時間: 1分
過去の差別発言を思い返して苦しんでいると、私の中の過激派がこう叫んだ。
「差別主義者などとうの昔に滅んでいるべきなのに、なぜ今も存在するのか。皆殺しにしてやれ!」
しかし皆殺しにしたらホロコーストと同じである。差別によって人の生命の尊厳を侮辱するのは断じて許されないことだが、そのような者を虐殺したら、人の尊厳を侮辱する差別主義者と同じレベルに立ってしまう。本当に恥ずかしいことである。
そういえば私が街頭デモのメッセンジャーグループで安倍の死を「よっしゃー」と喜んだ際、メンバーの女性に「そんなことしたら安倍と同じレベルに立ってしまう」と批判された。それはつまりそういうことだったのかと腑に落ちた。
安倍の死を喜ぶことは革命への喝采なのか、それとも安倍と同レベルに自ら堕落する愚行なのか。なんだか分からなくなってきた。
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