小児性愛者、ナチヲタ、犯罪性愛者の弁証法
- 恵琳
- 2022年4月11日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年4月12日
小児性犯罪被害者の権利と小児性愛者の権利、ナチ犯罪被害者の権利とナチヲタの権利、犯罪被害者と犯罪性愛者の権利……対立する2つの権利を両方尊重するにはどうすればいいのか。
ツレから教えてもらったのは、弁証法という考え方である。
AとBが対立していたとする。Aは小児性犯罪被害者[ナチ犯罪被害者、その他犯罪被害者]、Bは小児性愛者[ナチヲタ、犯罪性愛者]に置き換えられる。AとBの対立を解消するには、同じ土俵で話し合うのでなく、一段上の段階、要は「二者の意見が合致する空間」を設けて、そこで話し合い合意・和解するのだ。これをアウフヘーベン(止揚)という。
小児性犯罪被害者と小児性愛者の場合、二者に共通する意見は「小児性犯罪に反対であること」だ。そしてナチ犯罪被害者とナチヲタに共通する意見は「ナチズムに反対であること」だ。そして犯罪被害者と犯罪性愛者に共通する意見は「人を傷つけ陥れ、命を奪うことに反対であること」だ。
対立する二者が共通の意見を語れる場での対話が、アウフヘーベンや和解や赦しに繫がるのだ。
犯罪被害者との和解……夢のような話だ。夢で終わらせたくない。
2022/4/12追記
ちなみに友達のツイッタラーさんも弁証法の考え方を知っている。以前私が「いずれはナチ被害者やその遺族の方と分かり合いたいです。どうすればいいのでしょうか?」と悩みを相談したとき、その人はこう言った。
「ナチズムが嫌いという点だけで話せば彼らとも分かり合えるのではないでしょうか」
本当にありがたい。この人はきっと将来大物になる。

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