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冷たくするという優しさ

  • 執筆者の写真: 恵琳
    恵琳
  • 2022年8月16日
  • 読了時間: 3分

最近になって「ブロックは思いやり」という言葉の真意がわかったような気がする。


以前の私なら、SNSで誰かにブロックされたときは、必ず体に氷が触れたようなヒヤッとした感覚になったり、相手の燃えるような凄まじい怒りを想像して、それが我が身にツンツン刺さるように感じてワアワア泣き叫んだものだ。

しかし最近ネットトラブルの加害者になってしまった身として、「被害者は怒りや悲しみ、苦しみだけでなく、思いやりを込めてブロック・絶縁することもある」と知った。

例えば「これ以上関わったら相手を殺してしまいそうだから、お互いの安全のためにブロックする」というのもありだろう。

「相手が私の投稿で不快にならないようにブロックする」というのも正解だ。私も実際にやったことがある。


ブロックは青天の霹靂であり、真夏の寒風であり、権利であり、思いやりなのだ。


ところで、とある晒し被害者の方も私に対して思いやりのブロックをしたのではないかと思える。

晒し被害者の方の「兵士は自己意志のもとに人を殺している」「兵士に同情するあまり彼らの残虐性を見失ってはならない」という思想は正しかった。

しかし元彼が「〇〇(晒し被害者の方の名前)は間違っている。兵士は国に動かされているし、同情に値する」と強い口調で長々と説明したので、意志の弱い私はそれに従ってしまい、被害者の方に「あなたは間違っている。そのような発言は控えろ」という反論(というか意見の否定)のDMを送ってしまい、「そんなことを言われる覚えはない。これ以上あなたに迷惑をかけたくないし、自分の権利も守りたい」という内容のことを言われてブロックされた。

このブロックは先に述べたような「思いやり」だったと今では思える。しかし当時の私はそうは思えず、非常に腹を立て、相手の鍵ツイートやDMをこのブログで晒し、相手のプライバシーを蹂躙してしまったのだった。おまけに相手が私を通報したことを責めるようなメッセージまで送って絶縁宣言された。通報して叱責することも思いやりだというのに。

これは私が完全に悪い。相手の思想の正しさを読み取れず、元彼が絶対に正しいと盲信し、相手の思想を否定し、更にはプライバシーまで蹂躙し、被害者を責めるメッセージまで送ってしまった私は、とても愚かで弱い人間である。元彼に従って悪を犯した私は、まさにヒトラー的人物の下っ端だったわけだ。本当に恥ずかしいし、被害者の方に申し訳ない。謝ったところでどうにもならないだろうが……。

もしかしたら、こうやって繰り返しブログに書いていつまでも粘着することも悪なのかもしれない。相手のことは今後ブログに一切書かないほうがいいのかもしれない。どうせならプライベートなメモ帳に書いて、公開しないほうがいいかもしれない。


この十字架はいつまでも背負い続けるものだろう。しかしとりあえず言えるのは、元彼と別れて本当に良かったということだ。

 
 
 

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