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ヒトラー小説に誰を出すか

  • 執筆者の写真: 恵琳
    恵琳
  • 2022年1月25日
  • 読了時間: 3分

私はヒトラーの人生を描く小説を書きたいと思っているのですが、主役はヒトラー含め2、3人にしようと思います。 まず一人目は、今を生きる私と決まっているのですが、もう一人は誰かヒトラーの直接の被害者を出す必要があると思っています。 例えばユダヤ人とか、共産主義者とか、障害者とかです。 ここで障壁になるのが、マイノリティへの差別心と犯罪性愛です。 私は犯罪者に深く同情しがちで、犯罪被害者への同情は月並みなものにしかなりません。 これが本当にもどかしくて、犯罪性愛を治したい、犯罪性愛は悪だ、個性として認めてはならない、と思ってしまうときがよくあります。 私はどうすればいいですか? 今考えてみた結果、自分に比較的近い立場、ある程度感情移入しやすい立場の被害者を探して、その人を描くのがいいと思いました。例えば共産主義者で精神障害のあるユダヤ人女性であれば描けそうです。

というかすでにこのブログで、共産主義者で両性愛者のユダヤ人女性を描きました。実在のユダヤ人共産主義者女性について調べて描いてみるのもありだなと思いました。

しかし共産主義者は、言ってみれば都市部のインテリです。ウクライナあたりの貧しいユダヤ人を描かなければ意味がないかもしれない、とも思ったりします。

どうでしょうか。


ヒトラー小説の第三の主役を誰にしようか、とフェイスブックで質問したら、「ローザ・ベルニール・ニナウなんてどうでしょう」というコメントが来ました。 彼女はヒトラーと仲良しだったユダヤ系少女で、被害者側でありながら加害者が好きという点で私と同じです。私にとって重要な人ですし、子供も出したほうが登場人物にバリエーションが出ますから、彼女も話に織り交ぜて、自身のことを語らせてみます。上橋菜穂子さんの異世界歴史小説のように、話の語り手が何人もいるのは面白いです。 ちなみに自分なりの答えは、自分と同じ女性共産主義者を第三の主役にする、というものです。 調べてみたらクララ・ツェトキン、ローザ・ルクセンブルク、ルート・フィッシャー、ケーテ・ドゥンカーなど結構いました。 何も有名人でなくても、上に挙げた共産主義者たちを慕っていた市井の女性共産主義者でもいいと思います。名前以外あまり情報の残っていないような人たちを、想像を膨らませて描くのもいいものです。 そうしたら過去の共産主義運動と私の時代の共産主義運動を比較できます。

というか主役だけの視点で物語を進めるのはどうかと思うので、たまに脇役目線からも書くのがいいと思います。


ああ、それにしても、メインの視点が3つというのは骨が折れます。

やはりヒトラーと私の視点をメインにして、ゲッベルス、ローザ・ベルニール・ニナウさん、共産主義者女性、ウクライナの貧しいユダヤ人、はたまた現代日本のネトウヨ市民、私のイマジナリーコンパニオンのヘルマン・ヘッセ、連れ合い、自民党政治家にもたまに語ってもらう、というのが良いのではないかと思いました。

こうなったらヒトラー伝と恵琳伝に分け、ヒトラー伝にはヒトラーと同時代人を描き、恵琳伝には私と同時代人を描こうか……うーん、難しい……どうしようか……。


一番現実的なのは、今たまにこのブログに書いているような掌編小説を書きためて本にする、というものです。まずはそこから始めます。次はワルシャワゲットーの腹ぺこの少年と、ヒトラーにレイプされる姪のゲリ・ラウバルを描こうと思います。

わかりやすい目標を立てたらスッキリしました。


ところで、犯罪性愛は加害者に同情できる大切な個性なんだと思いなおしました。もちろん同情が犯罪擁護につながるのは避けねばなりませんが、世の中で愛されにくい犯罪者を愛する人というのは社会にとって非常に稀有な存在です。

これからも良心を失わずに生きて愛していきたいです。

 
 
 

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