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ハバッド京都訪問記

  • 執筆者の写真: 恵琳
    恵琳
  • 2022年6月8日
  • 読了時間: 3分

5月7日の朝、ハバッド京都というユダヤ教の施設を初訪問しました。自分がナチヲタであり、ユダヤ人と敵対してしまっていることに深い罪悪感を感じていて、だからこそユダヤ人と交流したい、仲良くしたいと思ったのです。 京阪神宮丸太町駅から東へ30分歩くとハバッドなのですが、途中に京大熊野寮の入り口があってびっくりしました。なにせ私の友人がそこの寮生だったのです。 そして少し歩いたところに掲示板があったので、そこに映画「ワタシタチハニンゲンダ!」(日本の外国人差別を告発する映画。高賛侑(コ・チャニュウ)監督作品)のパンフレットを掲示しようと思ったのですが、なにせハバッドの人と待ち合わせをしていましたし、遅れたらだめなので、ハバッドの帰りに掲示することにしました。

ハバッドはごく普通の民家という感じでしたが、中はいい香りがして、外国語(イディッシュ語?)で書かれた古書や、ユダヤの伝統的な調度品でいっぱいで、とても美しかったです。 そしてハバッドでラビのお話を聞いたり、庭を見たり、かわいい子どもたちと遊んだりして時間を過ごしました。

立派な髭を生やした若いラビは、英語しか話さなかったので、秘書の方が私のために通訳してくださいました。

ラビはとても保守的な人で、「家族を大切にしなさい」と説きました。親が嫌いな私はその説教がとてつもなく嫌だったので、気分が悪くなり、俯いて浅い呼吸をしました。そしてラビと秘書の方に心配され、ラビに「庭に行っておいで」と言われました。そして私は外へ出て庭の植物を見たり、ユダヤ人の女の子2人と遊んでいたのです。

しかし、ラビはこんな素晴らしい言葉もおっしゃいました。

「あなたは神聖です。ですからあなたを神聖に保ちなさい」

私はその言葉を「あなたは神聖です。ですからあなたを傷つけてはいけません。他の人も神聖ですから、他の人も傷つけてはいけないのです」と解釈しました。この教えは宝物です。

そして帰り道に掲示板前で立ち止まり、映画のパンフレットが入った封筒に「ワタシタチハニンゲンダ!」と書いて、封筒をL字フックに突き刺して、誰でもパンフレットを取れるようにしておきました。 通行人にちゃんとパンフレットが行き渡ったらいいなと思います。 ちなみにハバッドにも映画のパンフレットを置きました。


ナチヲタであることと、ナチヲタである自分がこうしてユダヤ人と上辺だけで付き合うことは十分罪悪感を伴うことです。一体どうすれば、ナチヲタとユダヤ人は共生できるのでしょうか。

共生のためにはこうして仲良くすることが大事なのですが、本当に仲良くしたいならヒトラーが好きではいけないだろうなと思います。しかし彼への愛を今更捨てることなどできません。どうすればこの問題を解決できるのでしょうか。

 
 
 

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