ナチヲタの加害性
- 恵琳
- 2022年12月12日
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私の「ナチヲタ(ヒトラーやナチスのヲタク。反ナチもいればネオナチもいる)」というアイデンティティそのものに、ユダヤ人への加害性がある。だからユダヤ人に「ヒトラーが好きだなんて狂ってる! 私達を傷つけるな!」と怒られても恨んではいけないし、文句を言ってはいけない。「私達にだって事情があるんです。好きな人を好きと言いたいんです」という言い訳もだめだ。「傷つけてすみません」と謝るべきなのだ。
「和人」というアイデンティティにアイヌや琉球人への加害性があるのと同じだ。アイヌや琉球人から「このクソ和人/ヤマトンチュウが! アイヌモシㇼ/琉球を返せ!」などと怒られたときに、「私達だって返すに返せない事情があるんです」などと言ってはいけない。「あなた達の故郷を不当に支配して申し訳ありません」と謝るべきなのだ。
和人がアイヌや琉球人に愛されているわけがないのと同じように、ナチヲタがユダヤ人に愛されているわけがないのである。
私はもっと謙虚になるべきだ。自分の加害性を自覚すべきなのだ。
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