トラウマの拡大
- 恵琳
- 2023年2月22日
- 読了時間: 2分
私は去年の夏、元彼とまだ一緒にいた頃、とあるアイヌ人権活動家の方に、メールの文面を通して「恵琳にこんな嫌なことされたあんな嫌なことされた。絶縁する」とガンガン怒られた(念の為書いておくが、私はその人に対してアイヌ差別はしていない。フェイスブック上でうざい絡み方をしたり、娘さんのプライバシーに関わるフェイスブック投稿を無断転載したりしたのだ)。
その方は私にではなく元彼にメールを送ってきた。私と絶対に関わりたくないからだろう。徹底的な人だ。
私はそれがきっかけで発狂し、その方だけでなく、小さな女の子(その方には小さな娘さんがいるから)やアイヌさえもトラウマになっている。10年前はヒトラーやナチがトラウマだったのに。
しかしヒトラーやナチの本を怖いもの見たさで少しずつ読んでいったら、恐怖心を克服できた。そして更にはナチヲタにまでなってしまった。
その方に関しても同じだろうか。いや、もうその方と関わるわけにはいかないから、アイヌ関係の本は読めないし、読まない方がいい。相手に対して何らかのアクションを起こしただけで二次加害だ。北海道にも行かない方がいい。私にはその資格がないのだ。というか今はアイヌさえもトラウマなのだから、行けるわけがない。
ところで、以前そのアイヌ人権活動家の方を、「何をやっても怒ってくる」という理由で兄貴になぞらえたことがあるが、それは非常に失礼だった。
あの方は兄貴のように屁理屈を垂れていないし、私に対して性暴力も振るっていない。
それどころか私への憎しみを必死にこらえて、「もっと本を読め」と私へのアドバイスを(元彼経由で)くれたのだから、優しい立派な人ではないか。こんな素晴らしい人をクソみたいな兄貴になぞらえて本当に申し訳なかった。
ところで、例のアイヌ人権活動家の方のように、私に傷つけられてガンガン怒ってきた被害者の人が、ある日突然「私もきつく言い過ぎた。ごめんね」とか「許すよ」とか言ってきたら、私は不安でガクガク震えだす。
相手は昔はガンガンきつく怒ってきたのに、今は急に優しくしてくる。それが怖くて仕方ないのだ。許されたら気分が悪い、もう一生許さないでくれとさえ思う。
私はきつくされても怖いし、優しくされても怖い。これが無秩序型愛着というやつか。もうすぐ死ぬかもしれない。
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