おせっかいの憎まれる社会
- 恵琳
- 2022年12月11日
- 読了時間: 3分
今の日本では、おせっかいや密な関わりをしようとすると煙たがられるのかな。
最近ドラッグストアのレジに並んでいると、前に並んでいたお母さんと男の子二人のうち、大きい方の子がマスクでちゃんと顔を隠していなかった。
だから私は「ちゃんとマスクしいや。鼻まで隠さなあかんで」と優しく言った。男の子はマスクを鼻まで上げた。
するとその子のお母さんが私に、低い声で「誰に言ってるんですか? この子(小さい方の子)ですか? それとも両方ですか?」と訊いてきた。
見ると、小さい方の男の子はマスクをしていたが、鼻が隠れていなかった。だから私は「両方です」と答えた。
するとお母さんは小声できつく、「子供なんやから(ちゃんとマスクできひんのは)しゃあないでしょ!?」と言った。私は思わず「すみません」と謝った。
私が自分が間違っているとは思えなかったし、コロナ禍なんだからしっかりマスクしろよと思ったが、喧嘩は嫌だったので、その場を丸く収めるために謝ったのだ。
お母さんは面識のない私に余計なことを言われたと思ったのかもしれない。
私みたいなおせっかい人間はホントに嫌われるんだなあ。辛い。
なんだか世の中が冷たくなってきた。「距離感を大切にする」「干渉しない」と言えば聞こえはいいが、それは「深い関わりをしない」「他人に関心を持たない」ということでもあるのではないかと思う。
人と関わるのが嫌いな人にとっては生きやすい社会になったと思うが、人と関わるのが好きな私はそういう距離感や無関心が嫌いだ。どうしても冷たさを感じてしまうし、人との関わりで暖かくなりたい。
だから食堂でたまたま隣の席にお客さんがいたら、その人とも普通にわいわい喋る。ネットで直接面識のない人にも個人的な話をする。
もちろんそういうのを毛嫌いする人もいて、ツイッターで「友達でもない私のツイートに関係ない自分の話を返信するな。やってることが痴漢や露出狂と同じだぞ」と怒られてブロックされたこともある。
私は大阪人、関西人だから人との距離感が近いのかな? だったら東京人、関東人とは合わないかもな。
まあ発達障害の特性にも「知らない人に話しかける」というのがあるらしいな。「積極奇異型」っていうタイプらしいけど。まあ周囲に関心のないタイプの発達障害者(「孤立型」)もいるけど。
私は友達とそれ以外、リアルの知り合いとネットの知り合いで態度をそんなにガラッと変えない。「内」と「外」をそれほど厳密に区別しない。まあネトウヨに対してはキツいけどね(笑)
まあそれで「距離感バグってる」とか言われたら「お前は関西人で積極奇異型発達障害だからバグってる」と言われてるようで辛い。
なので私と繋がってる関東人の方やおせっかい嫌いの方はご注意ください(汗)私は「関西人」「積極奇異型発達障害者」という名前の異民族、異星人です(笑)皆さんとはかなり感覚が違うのでご理解ください。どんなに「定型発達者」に見えても、私は発達障害者です。「定型発達者」だと思って付き合うと、必ず「何この人!?」となりますのでご注意ください。
※ちなみに私は医師から「積極奇異型」と診断はされていません。
「ネットの情報を見る限りでは積極奇異型だろうな」と思うだけです。
医師の診断を受けないうちは「積極奇異型」を名乗らないほうがいいかもしれません。申し訳ありませんでした。また医師に訊いてみます。
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