【重要】私の障害特性
- 恵琳
- 2022年5月4日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年5月5日
今まで私はツイッターなどのSNSやブログで、人の鍵ツイートやDM、他人の晒されたくない公開ツイートを晒したり、KY発言などの無神経な言動をしてたくさんの人に迷惑をかけてきた。本当に申し訳なかった。
言い訳に聞こえるかもしれないが、それは私の心根が悪いからではなく、発達障害ゆえに感情のコントロールが難しいからそうなるのだ。
私は高機能広汎性発達障害という診断名を医師からもらっている。この障害特性ゆえにSNSや日常生活で困ることは主に6つある。
①感情のコントロールが苦手。「言いたい!」「載せたい!」「書きたい!」「食べたい!」「買いたい!」などの欲望(実行すると他人を害するようなもの)が湧き起こってきたとき、脳内で理性が「あなた、それはあかんで」と制する声が聞こえる。理性と欲望はしばらくせめぎ合うが、大抵の場合欲望が勝って、他人を傷つけたり迷惑をかけたり、自分が損したり浪費したりする。
②今のことで頭が一杯で、将来の事を考えるのが難しい。「いまこんなことしたら後で困る」と思っても欲望に負けてしまう。
③言葉を額面通りに受け取ってしまう。冗談が通じない。言葉の裏に潜む意味をくみ取れない。それで嫌われたりからかわれたりする。
④精神が非常に不安定で、意志が弱く、心変わりしやすい。約束や誓いを守るのが難しい。
⑤場の雰囲気に合わない行動をとってしまう。他人の話に対して自分の言いたい話を延々として「関係ない話をするな」と煙たがられる。
⑥繊細で傷つきやすい。きついことを言われたら深く傷つく。そして兄の脳内分身が私を激しく責める。私はかつて兄にきついことをガンガン言われて、それがトラウマになっているから、何か悪い事をするたびに兄の脳内分身にガンガン罵られるのだ。私が悪い事をした時に注意するなとは言わないが。
自己診断はしない方がいいのかもしれないが、連れ合いや友人からは、ADHDとHSPと統合失調症の可能性を指摘されており、私もそうではないかと思っている。HSPと統合失調症は発達障害とはまず併存しないとされているが、本当のところはどうなのだろう。
要するに私は、社会で生きづらく、精神の不安定な、一般企業での賃労働に向かない人間なのだ。なので今は障害者の働く場(就労継続支援B型事業所)で働きながら、生活保護や障害年金、そして年金生活者支援給付金をもらっている。最近生活保護費が少しずつ減らされているので、危機である。
私の障害を知らない人は「恵琳は心根が悪いからあんなことをしたんだ」と思うかもしれないが、悪いのは障害である。迷惑をかけて本当に申し訳ない。
自分の障害の説明を皆さんにするのが遅れて申し訳なかった。もっと早く説明していればよかったと後悔している。
しかしこれを機に、一人でも多くの人が、私を含む発達障害者の人たちへの理解を深めて下されば嬉しい。私も晒し行為やKY発言の再発防止に努めたい。これからも助言・忠告したり、支えたりしてくだされば嬉しい。
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