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「差別障害」という言葉の持つ問題

  • 執筆者の写真: 恵琳
    恵琳
  • 2022年12月18日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年12月23日

私は以前「差別をやめられない障害」という意味で「差別障害」という言葉を使っていた。しかし差別は誰もがしてしまうものだ。しかも差別をした人が「あ、これ障害なんで仕方ないんです」などと言い逃れができてしまう。また、「差別をどうしてもやめられない人」を「差別障害者」というカテゴリに押し込むことで、差別をする人を差別してしまうことになる。

この気づきを与えてくれたのは、質問サイト「Quora(クオラ)」の回答者の皆さんと、『差別はたいてい悪意のない人がする』(キム・ジヘ著、ユン・イキョン訳、大月書店)という本だ。

私はクオラに「どうしてもいじめや差別がやめられない人はどんな障害を持っていますか?「いじめ障害」「差別障害」という新しい障害名を作った方がいいのでしょうか?」という質問を投稿し、「お前は何を言っているんだ」「(いじめや差別がやめられないのは)不安障害の一種ではないか」など様々な回答をいただいた。

また、『差別はたいてい――』のプロローグに、筆者自身が「決定障害」という言葉を使って、何かを決めるのが下手な人を差別してしまったというエピソードが登場する。

『差別はたいてい悪意のない人がする』という題名が、私にドンピシャすぎて思わず笑ってしまった。

同書の紹介ページ


「差別障害」という言葉を勝手に作り出してしまって、本当に申し訳なかった。深くお詫び申し上げる。

 
 
 

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