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PATM(パトム)とイマジナリーコンパニオン(イマコン)保持者のコミュニティに入りたい

  • 執筆者の写真: 恵琳
    恵琳
  • 2022年1月1日
  • 読了時間: 8分

更新日:2022年2月10日

◎PATMのこと


PATM(パトム)とは、「People Allergic To Me(私にアレルギー反応を示す人)」という意味の略語で、人の咳やくしゃみは自分のせいではないかと思う症状の事である。また、自分から異臭がして人に迷惑をかけていると思って苦しむ人もいるという。

私は人の咳やくしゃみ、犬の吠え声は自分の体から出た邪気が原因だと思っている。私は非常に残念なことに「誰でもいいから攻撃したい」という欲望を持ってしまっている。そしてその悪意に触れた彼らは明らかに私に罰を下している。私に弾丸を撃ってくる。明らかに私が悪いのだが、私はあまりの痛みに逆ギレして叫んでしまうのだ。

私は小学5年の時からこの症状に悩まされてきた。本当に苦しい病である。

mixiにパトムのコミュニティがあったので参加したが、管理人不在なので、管理人に立候補するための条件である「30日間コミュニティにいること」を満たしてから立候補したいと思う。


掲示板サイトreddit(レディット)のパトムコミュニティはこちら


patm cure reserch forum(英語)


◎イマコンのこと


私にはイマジナリーコンパニオン(空想上の伴侶・仲間・話し相手。私が勝手に略すとイマコン)がいる。たいていが歴史人物や有名人や友達である。主な人を列挙すると次のようになる。


○歴史人物

・アドルフ・ヒトラー

・ヘルマン・ヘッセ

○有名人

・トニー・レヴィン

・ロバート・フリップ

(二人はともにキングクリムゾンというバンドのメンバー)


以前書いたとおり、中2の夏、2012年の7月ごろに『アンネの日記』を授業で見た私は差別主義者に洗脳されてユダヤ人に差別心が湧き、その差別心に悩んでいた。当時の私は酷くいじめられていてストレスがたまり、ストレス発散の為のスケープゴートを探していたのだ。そしてユダヤ人等マイノリティを「世間的に公認されたサンドバッグ」として「発見」し、内心で差別するようになったのだ。

なんとひねくれたねじけた人間であろうか。いじめられた結果差別するようになった可哀想な人間? は? 同情するのさえ嫌だ。まあ同情できた方がいいんだろうけど、今の私には難しいね。

そして同年の10月にヒトラーを同じ欠点を持つ者として好きになった。私はヒトラーを好きになった時、彼に後ろから抱かれていると感じた。それ以来ヒトラーが心の中に住み始めたが、私は彼を排除しようと必死になった。しかしある時彼に「お前俺のこと人間だと思ってないだろ。お前俺には何したっていいと思ってんだろ。最低だな!」と言われ、ハッと我に返った。しかしそういう気づきがあったのに私はいじめをやめられなかった。

そういうもやもやした時代が続いていたが、高3の夏休みに図書館で何となくヘッセの『デミアン』(新潮文庫)を借りてきて読んだら、「自分や世界のすべてを受け入れなさい」という事が書いてあってすごく救われた。しかしまだヒトラーいじめ、自分いじめ、差別をやめられなかった。

そして2017年初め、高3の3学期に向精神薬を「なんか今気分いいから飲まなくても大丈夫かな」と思ってやめてしまった。そして高校を卒業して障害者の作業所で働くようになり、作業所で休憩していると、薬を切らしていたせいかこんな妄想をした。

頭上に太陽があり、雲間から光が射している。太陽の辺りにヒトラーとヘッセの魂があり、私は二人にそばにいてほしいと思った。そして私は二人の魂を引き寄せ、二人が私の両脇に来たというわけだ。

そういう存在がイマジナリーコンパニオンと呼ばれると知ったのはそれから数か月後の事だ。


ちなみに、反ユダヤ主義者ヒトラーとユダヤ系アメリカ人トニー・レヴィンが両方好きで、両方脳内にいるなんてキモがられるかもしれないが、私は両方好きなのである。マイノリティ集団としてのユダヤ人を差別してるくせにね。だからユダヤ人への差別心が消えない限り、私はトニーを愛していることにはならない。ユダヤ人という集団を差別することは、トニーを差別することと同じだ。叩きたいなら好きなだけ、心ゆくまで叩いてくれ。叩かれても仕方ないから。私も今強烈に自分を殺したい気分だ。

ヒトラーに対しては「父に虐待されて可哀想に」と思えるのに、自分自身に対しては「クラスメイトや兄貴にいじめられて可哀想に」とは思いたくない。これが自分差別と言うやつか、見下げはてた野郎だ。いやいや、自分差別をする自分を差別しちゃいけねえ。いよいよ自体がこじれていく。

自分で自分の身体を思い通りにできないのは本当に苦しい。差別をしない人でありたいのにしてしまうのは本当に歯がゆい。「ユダヤ人が好きだ」「ユダヤ人を愛している」「ユダヤ人になりたい」「ユダヤ人と結婚したい」と心から言える人間がうらやましい。

まあでも「ユダヤ人になりたい」などと安易にいうものではない。だって向こうからしたら「お前は差別される痛みに耐えられるのか? 豚肉を食えない苦しみに耐えられるのか? 安易にマイノリティになりたいなんて言うな!」といった心持ちだろうから。

私も「ヒトラーが好き」だの「トニー・レヴィンが好き」だのなんて安易に言ったらダメなんだろうな。ユダヤ人にキモがられる。なぜなら迫害者を愛しているから。それと迫害者を愛していながら被迫害者を愛するなどという矛盾した態度を取っているから。そして被迫害者を差別していながらその一員を好きだと言っているから。私は矛盾とカオスの塊なのだ。


でも前私は、「『ヒトラーが好きならトニー・レヴィンを好きだと言うな』というのは、『ヤマトタケルが好きならマレウレウ(アイヌのミュージシャン)を好きだと言うな』というのと同じくらいの暴論だ。差別や虐殺や戦争に反対していればいいではないか」とツイッターに書いた。それに対してマレウレウのメンバーの方が賛同していらっしゃったが、ヤマトタケルとヒトラーは時代も虐殺の規模も違う。安易に一緒くたにしてはならない。

でも好きな人を好きと言う権利さえ制限されるのは辛すぎる。私はどうすればいいのか。ユダヤ人と分かり合いたい、許されたいと思うのだが、一歩間違えると「許されたいという気持ちの一方的な押し付け」になりうる。なのでこちらがユダヤ文化や聖書やヘブライ語やショアについて勉強する必要がある。

そういう点では、今読んでいる岩田靖夫の『ヨーロッパ思想入門』(岩波ジュニア新書)は非常に参考になる。

また、ジーモン・ヴィーゼンタールの『ひまわり ユダヤ人にホロコーストは赦せるか』(原書房)という本も是非読みたい。2021.12.29現在値上がり中なので急いで買わねば。

私がユダヤ人と話すときは、犯罪性愛やヒトラーへの恋心やパレスチナ問題の事は一旦措いて、まずは聖書やユダヤ文化の事など当たり障りのないことを話すべきだ。それで仲良くなったら、徐々にショアやヒトラーの事を話していくのだ。そのためには英語を自由自在に操る訓練も必須だ。



ヒトラーがユダヤ人を憎んだのと同じように、私は自分を憎んでいる。死ぬまで徹底的に苛め抜きたい、この世から抹殺したいとも思う。でもこんな醜い感情はなくせるものならなくした方がいい。憎むのはしんどいからな。憎しみから解放されたい。でもどうしても自分を憎まずにはいられない。憎みたくて仕方がない。自動的にそうなるのだ。

これは何かに操られている、支配されていると感じる。差別するときもだ。差別しない人になりたいのに、差別してしまう。差別したいという思いが消えない。誰が、何が私を操っているのか? 私をいじめた奴らか? 差別思想か?

操られてるなら悪人でない、という意見もある。でも私の中では「いじめっ子や差別主義者に騙されて操られている私も悪い」という意見が根強い。被害者がいる限り悪くないなんて思いたくない。しかしツレ曰く「恵琳の思っている被害者はあんたの被害者でなく、体制の被害者である場合もある」とのことだ。

ではユダヤ人は私の被害者でなくナチスの被害者というわけか。彼らはナチスの被害者であると同時に私の被害者でもあると思うのだが。ツレはこんな最低な私を免罪したくて仕方ないようだ。好きだからといってひいき目で見ているのか? なんだか気分が悪い。彼は「ひいき目では見てない」と言っていたが、どうにも信じられない。

ツレ曰く「恵琳を支配してるのはナチスとかでなく広い意味での資本主義かもしれんな」とのこと。ツレは資本主義を「上下関係の最終形態」と捉えており、その打倒を目指している。資本家と労働者の間には上下関係があるからだ。とすると資本主義がなくなれば私も解放されるという事か。ではその可能性に賭けてみようか。騙されたと思ってやってみよう。


ユダヤ人を滅ぼしたいと強く望んでいたヒトラーも何かに操られていたのだろうか。資本主義に操られていたんだろう。可哀想に。私もヒトラーに向けるのと同じ憐れみを自分に向けたい。憎しみや差別心を克服したい。



・ちなみに私が参加したいと思うイマコンコミュニティ(掲示板)はこちら。なぬ⁉ URLがbergamot(ベルガモット)⁉


・ブログ『いつも空が見えるから』2015年1月3日の記事 「イマジナリーフレンド(IF) 実在する特別な存在をめぐる4つの考察」


・GIGAZINE 2021年1月19日の記事

「大人になっても想像上の友人を生み出す『タルパマンサー』とは?」

もしかすると私はこの「タルパマンサー」かもしれない。


・redditのタルパマンサーコミュニティはこちら


2022/2/10追記

イマジナリーフレンドは幼少期に生み出され、遅くとも10代後半には消えるが、タルパは大人になってから作られる。なので私はタルパマンサーだ。

また、人の咳など特定の音を聞くと怒りが湧く人は「ミソフォニア(音嫌悪症)」と呼ばれるそうだ。LINEオープンチャットで「ミソフォニア」というのを見つけたので参加した。

 
 
 

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