同情の害
- 恵琳
- 2022年8月24日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年8月26日
私が安倍の死を喜び、ほとんど彼に同情しないのは、私が彼の直接の被害者だからだ。彼が虐待されていたと聞いてもあまり同情心は起きない。
一方で私はヒトラーやハイドリヒの直接の被害者でないため、安倍と同じく虐待されていた彼らにはいたく同情できる。
しかし、ヒトラーやハイドリヒなどのナチ戦犯に対して同情的なことばかり言うのはナチの直接の被害者を著しく傷つける。しかも同情するあまり彼らの大罪を矮小化してしまう危険性もはらんでいる。
今まで10段階のうち同情心が10あったとしたら、これからは2~3に抑えたほうがいいかもしれない。それが被害者を重んじるということだ。私はそういうことに気づくのが遅すぎた。申し訳ない。
追記
仮に犯罪加害者に同情するような発言をするにしても、「私は犯罪を許しません」「犯人はきちんと罰を受け、更生してください」「被害者の方のご冥福をお祈りします」「被害者の方が一刻も早く回復し、心の平安を取り戻されることを願います」という但し書きをすべきだ。
でも安倍の死は悲しくないし、冥福も祈らない。山上徹也さんはもっと優しくされていいと思う。彼は安倍や統一教会の被害者だ。けどやっぱり安倍を人民裁判にかけて終身刑にしてやれなかったのは超残念。まあ死ななきゃ治らん馬鹿だったのかもな安倍は。
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